デカパトスは兵庫県神戸市にある夏季限定の大きなレジャープールになります。
夏休みが短くなっていますが、2020年は8月31日までオープンしていますので、まだ間に合います。
今年の夏休みは新型コロナウイルスの影響もあって、入場制限を設けています。今回は実際に行ってみた感想や混雑状況、おすすめの時間帯、駐車場情報などをまとめてみました。
おすすめプール デカパトス
デカパトスは大型のレジャープールで、大きなウォータースライダーや流れるプール、波のプールがあり、カップルや友だちどうしで遊ぶことはもちろん、巨大なバケツやミニ滑り台がある子ども向けの水遊びプールもありますので、幅広い年齢で楽しむことができるプールです。
屋台も充実していて、それほど高くはありませんので、食べ物や飲み物等は現地で調達することができます。
持っていくものは水着や浮き輪、タオル等、泳ぐのに必要なものだけで十分ではないでしょうか。
デカパトスの場所
デカパトスは兵庫県神戸市の六甲アイランドにあります。
2005年7月にオープンした施設で、夏季限定で営業を行っています。
遊園地のプールでは冬期にアイススケートのリンクを設置しているところもありますが、デカパトスではそのようなことはしていません。
近くには、フットサルコートやスケボーパークのような施設もありますが、少し離れるとマンションや会社の倉庫が多く、他に遊べる場所はほとんどありません。
電車であれば、六甲―ライナー「マリンパーク駅」で下車してすぐです。電車からデカパトスを眺められるので、すぐに分かると思います。
バスであれば、みなと観光バス「神戸国際大学前」で下車します。デカパトスの横に神戸国際大学がありますので、こちらも降りてすぐになります。
車の場合は、阪神高速5号湾岸線の終点「六甲アイランド北」から10分程度になります。
荷物が多い場合はやはり車が便利ですよね。では、気になる駐車場の場所と料金について次の項目で説明します。
駐車場の場所と料金
駐車場はデカパトスに併設されているわけではありませんが、道路を渡った反対側に大型の立体駐車場があります。
立体だけではなく、平面の駐車場もありますが、平面の駐車場に停めると車内がかなり暑くなってしまいますので、立体駐車場をおすすめします。
ただ、私が行ったときは平面駐車場しか空いていなかったです・・・
駐車場料金は1日停めても最大で600円と割安です!大人数で行くときの電車賃を考えるとガソリン代、高速代、駐車場代を合わせてもお得かもしれません。
営業時間と入場料金
営業時間は次の通りです
天候や気温によっては臨時休園になる場合もありますので、必ずご確認ください。
昨年は9月中旬までの営業で下が、今年は8月末までとなっています。
また、新型コロナウイルスの影響で密を避けるために、入場制限が設けられている場合もありますので、こちらもホームページでの確認をお願いします。
入場料金については次の通りです
団体割引はありません。また、昨年よりも100円高くなっています。
今年はコンビニエンスストアでの前売り券の販売が休止されていますのでご注意ください。
JAFの会員カードで100円の割引がありますので、お持ちの方はご利用ください。
これ以外に日陰がある場所やテント付きの場所等を利用するのに利用料が必要になってきますが、最後のおすすめポイントでご紹介したいと思います。
プールの種類
造波プール
プールの目玉は造波プールではないでしょうか。常時波が発生しているわけではありませんが、およそ10分おきに波が発生します。
浮き輪を使ってプカプカ浮いていると波に流されて非常に心地よいです。また、浅い部分から深い部分までありますので、小さな子どもさんも楽しむことができる一番のおすすめプールになります。
流水プール
何と全長220mもある大きな流れるプールになります。
流れは遅すぎず早すぎずでちょうど良く、こちらも浮き輪を使ってプカプカ流れるととっても気持ち良いです。深さは1mなので、小学生であれば低学年でも足がつくと思います。
造波プールと流水プールはデカパトスでも人気のプールです。
ウォータースライダー
2種類のウォータースライダーが用意されています。1つは浮き輪を使ったスライダー、もう1つはそのまま滑ることができるボディスライダーになります。
浮き輪を使ったスライダーは、スライダー終点地点で浮き輪をもらってから階段で上まで上がっていきます。この浮き輪は1人乗りと2人乗りの2種類があり、どちらも同じスライダーを使います。こちらは結構人気で、長いときは1時間程度並ばないと乗れないことがあります。
一方、そのまま滑ることができるボディスライダーは、何も持たずに階段を上って並びます。こちらは浮き輪スライダー程の人気はなく、空いていることが多いです。
浮き輪スライダーの方は結構スピードが出ます(2人乗りだったからでしょうか)。なお、どちらのスライダーも無料ですので、遊びやすい分混雑もしやすくなっています。
ふれあい水遊びプール
こちらは小さな子どもに大人気のプールです。
大量の水が流れてくる巨大タルやミニスライダー、ネット、水鉄砲がついたお城のようなアスレチックがあり、大はしゃぎすることができます。
また、隣には水深30cm程度の幼児用プールもあり、こちらにもミニスライダーがあって、幼児でも楽しむことができます。
Dekaマウンテンスライダー
大量の空気が入った巨大なふわふわ遊具、階段と滑り台がついていて、高さ8mまで登ってから一気に滑ることができます。
こちらは有料になっていて、1回300円、5回綴りであれば1,000円になります。
勢いが凄過ぎて、滑り終わった後に終点にあるストッパーに激突する方が多かったです。でもふわふわなので大丈夫!滑っても見ていても楽しいスライダーになります。
ファミリープール
その名の通り家族で楽しむことができるプールです。ふれあい水遊びプールより少し深いプールで、噴水、スライダーがあります。
スライダーは2種類あって、ノーマルのスライダーの他にまるで岩場を滑っているような気分?になれるスライダーもありますが、特にスピードが出るわけでもなく、途中でストップしてしまう程緩やかなスライダーです。浮き輪に乗って滑れば楽しいかもしれません。
遊泳プール
水深が1.2mのいたって普通のプールです。特に説明も・・・
それでも、高齢者の方が運動していたり、クロールや平泳ぎで泳いでいる子どもがいたりと、まぁまぁ人が多かったです。
その他のプール
紹介したプール以外にも後2つのプールがあったのですが、残念ながら休止になっていました。
昨年行ったときには利用できていましたので、少しご紹介したいと思います。
1つはスパプールです。その名の通り温水のプールで、冷えた体を温めてくれます。ジャグジーも設置されていて結構人気の癒しプールです。
もう1つはプールというよりは噴水広場になります。
足元から低めの水が噴き出てきて、小さな子どもさんなら大喜びする噴水スポットになります。
ホームページで確認すると新型コロナウイルスの影響のため休止中とのことでしたので、やはり密になることを警戒されての対策だと思います。
では、実際私が行ってきたときの混雑状況についてお伝えしたいと思います。
混雑状況について
私は8月の土曜日に行ってきました。開園時間は10時ですが、混雑を避けるために9時に到着するように行きました。
すでに並んでいる人もいましたが、1時間前であれば50人程度の人が並んでいました。
待つこと30分、一気に人が増え、待っている人は100人を超えました。
9時45分になると入園チケット売り場がオープンしますので、少しずつ前に進んでいきますが、この時点で150人は超えていました。
今年は新型コロナウイルスの影響で入場制限がありますので、やはり開園1時間前の9時に到着しておくことがおすすめです。待っている間もシートや荷物を置いて、近くの日陰で待つことができますので、それほど辛くはなかったです。
オープンすると一気に人が入場しますが、ここで気になるのが入場制限。
私が行った土曜日では10時オープンで、10時40分には入場制限がかかっていました。次に入場できるのは14時、その間は入ることができません。つまり開園時間に少し遅れていくと、入れなくなってしまいますので注意が必要です!
その制限もあってか、今年のデカパトスはそれほど混んでいる感じもなく、スムーズに泳ぎを楽しむことができました。いつもは流水プールや造波プールは結構密になってますからね。
みなさんも行くなら早めに、できれば1時間前には着くようにしましょう。
デカパトスおすすめポイント
スライダーのおすすめ時間
スライダーは非常に混雑します。しかし、オープン直後と16時以降は比較的空いているので、狙い目です。
特にボディースライダーは浮き輪スライダーに比べて待ち時間が少ないので、おすすめです。
フードショップ
こちらもお昼は大変混雑します。
おすすめの時間帯は11時!ほぼ並ばずに買うことができます。
食券を買って購入をしますが、1回ごとに従業員の方がボタンをアルコール消毒してくれますので安心です。
値段もカレーライスが650円~、うどんは600円、唐揚げは350円と中々良心的な値段設定になっています。
有料の広場
デカパトスのおすすめポイントはサンシェードがある有料の広場です。
デカパトスはほとんどの場所にシートを敷いて場所を取ることができますが、一部有料の広場があります。
値段とランクは比例していて、以下の通りになります
一般席:屋根付きの場所
C席:屋根付き+床がデッキ仕
B席:屋根付き+テーブル
D席:日よけパラソル+テーブル
A席:日よけパラソル+テーブル
SB席:屋根なし+巨大テント
SA席:屋根付き+テーブル+巨大テント
D席とA席は場所が違うだけです。また、一般席~A席は複数ありますがSB席とSA席は1つしかありません。私が行ったときにはSB席は暑すぎるため中止になっていました。
おすすめは断然SA席です。屋根があってテントもあって、テーブルもあります。デカパトスは海に近いので、風も非常に心地よいです。
5,000円もしますが、1日滞在するとなると、コスパは良いです。家族や友人との大人数用ですので、1人あたりの値段もそれほど高くありません。遊園地のプールでも同じような有料席がありますが、10,000円を超えるところもありますので、そう考えるとかなりお得ではないでしょうか。
ただ、1つしかありませんので、早い者勝ちになります!もし、4人以上で行って、SA席が空いていれば是非購入をしてください。
ちなみに私は前に50人程並んでいましたが、買うことができました。
SA席とSB席だけ少し離れた位置にありますので、周りに人もいなくてゆっくりできます。密になる心配もありませんね。
他の席では、屋根付きの席であれば日よけになりますが、日よけパラソルの席ではほとんど日よけの意味がありません。この時期はすごく暑くなりますので、屋根付きの席がおすすめです。
さいごに
2020年版デカパトスについてまとめてみました。
デカパトスは、新型コロナウイルスの影響であっても密を避けられるような対策をしていますので、安心して楽しむことができます。
まだ8月31日までオープンしていますので、これから遊びに行こうと考えている方は是非参考にしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。