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非常事態宣言?緊急事態宣言?どっちが正しいの?

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緊急事態宣言と非常事態宣言の違いは?

みなさんこんにちは。

新型コロナウイルスが猛威を振るっていますが、みなさんの地域は大丈夫でしょうか?

東京や大阪、愛知だけではなく九州や地方の県でもクラスターによる感染拡大が続いています。

岐阜県では足早に「非常事態宣言」が発令されました。

岐阜県で非常事態宣言が発令

岐阜県の古田肇知事の会見の様子

前回4月7日に政府が発令したのは「緊急事態宣言」。

ここで少し気になることが。

「緊急事態宣言」と「非常事態宣言」の違いって何なのでしょうか?

みなさんは気になりませんか?

調べてみました。

緊急事態宣言とは

緊急事態宣言の意味は?

緊急事態宣言は、日本政府が、災害などによって国家運営の危機的状態に陥っていると判断した際に宣言するものであり、それにともなって特別法を発動することを指します。

 

日本では、歴史の古いものでいうと、1941年の太平洋戦争が行われたときから始まり、最近でまだ記憶にも残っているもので福島第一原発の事故の時も緊急事態宣言が発令されています。

 

そして、一番新しいもので、4月7日に発令された新型コロナウイルスによる緊急事態宣言。

 

これが発令された理由は、新型コロナウイルスによる爆発的な感染拡大を防ぐためで、上に書いた「国家運営の危機的状態に陥っている」に当てはまるからです。

 

しかし、今回岐阜県が独自に発令したものは非常事態宣言です。

 

では、この違いは何なのでしょうか?

 

非常事態宣言と緊急事態宣言の違いは?

f:id:meipapa0219:20200731200110j:plain

結論から述べると、この2つに明確な違いはないようです。

 

つまり、「非常事態宣言」も「緊急事態宣言」も同じ意味になります。

では、なぜ政府は緊急事態宣言で、岐阜県は非常事態宣言なのでしょうか?

 

非常事態宣言と呼ばれる理由は? 

実はメディアによって呼び名が違うだけです

現在、日本法における規定の文言が基本的に「緊急事態(きんきゅうじたい)」・「緊急事態宣言(きんきゅうじたいせんげん)」に統一されているのにも関わらず、かつての日本法における規定の文言などからの慣習により、外国・外国語における「英:Emergency」や「英:State of emergency」等の日本語訳として、メディア等にて「非常事態」・「非常事態宣言」が使用されることがあるが、あくまでも翻訳に際しての表記の揺れであり、基本的に「緊急事態」・「緊急事態宣言」と同様の意味である。

出典:Wikipedia

つまり、メディアによっては非常事態宣言と呼んだり、緊急事態宣言と呼んだりすることがあるということです。

ややこしいですよね。

実際日本では上に書いた1941年太平洋戦争の時には非常事態宣言と呼ばれていましたが、戦後に制定された日本国憲法には緊急事態宣言と明記されています。

ということは、今の正しい呼び名は緊急事態宣言になります。

全国で緊急事態宣言は発令されるのでしょうか?

全国で発令されるまで秒読み?

新型コロナウイルスの第2波により、岐阜県が先陣を切って非常事態宣言(緊急事態宣言)を発令しました

この記事を書いている途中で、沖縄県の玉城デニー知事が緊急事態宣言を発令

こちらは非常事態宣言ではなくて緊急事態宣言なんですね・・・

この流れからすると、日本全国にも緊急事態宣言が、いつ発令されてもおかしくないと思われます

さいごに

新型コロナウイルスと共存できるのでしょうか?

今回は緊急事態宣言非常事態宣言の違いについて解説しました。

戦前から戦時中は非常事態宣言、戦後は緊急事態宣言と非常事態宣言のどちらの言葉も使われていましたが、本来は緊急事態宣言が正しい名称になります。

日本全国で緊急事態宣言が発令されるとなると、また経済の動きは鈍くなってしまいます。

しかし、新型コロナウイルスがこれ以上蔓延すると経済どころではありません。

経済を動かすのは人。感染者が増えて、その人の動きが縮小するのか、それとも緊急事態宣言を出して経済の動きが縮小するのか。

今後の動きにも注目していきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。