みなさんはアクセス解析にどのようなソフトやサイトを利用していますか?
私はGoogle Analytics(アナリティクス)とGoogle Search Console(サーチコンソール)、あとはbingのwebマスターツールも使って、アクセス数や検索数を把握するようにしています。
今回は、これらのツールに1つ加えて「statcounter」というアクセス解析ツールをご紹介していきたいと思います。特に、アドセンスに合格した方は必見、すごく便利なツールなので、是非使ってみてください。
statcounterの機能
アクセス解析であれば、アナリティクスでも十分だと思いますが、操作する箇所が多くて、私にとっては少し使いづらい印象です。
それに代わる機能としてstatcounterというツールがあります。
アナリティクスのように、誰がいつどのページを見たのか、ページ内のどのリンクを踏んだのか等、たくさんの情報を知ることができます。しかも無料です。
たった1つのデメリットは英語のみということ。しかし、それほど不便ではありません。では、それぞれの機能を見ていきましょう。
アクセス解析機能
サイトにログインしたときに真っ先に表示されるページです。ページ全体のアクセス数や新規に訪れた人の人数を見ることができます。
さらに、日本のどの地域から訪れたのか、日時、デバイス、OS、ブラウザも個別に見ることができます。
モザイクで隠していて少し見えにくいですが、実は訪れた方のIPアドレスを知ることもできます。ここが、アナリティクスとは違う一番のポイントで、はてなブログではアナリティクスでIPアドレスまでは知ることができません。
ちなみに、IPアドレスが分かったとしても個人情報が洩れるわけではありませんので、ご安心ください。IPアドレスが必要な理由は後述させていただきます。
検索キーワードが分かる
このように、どのブラウザで、どのようなキーワードで検索されたのかが分かります。
例えばbingでは「アフターコロナ 塾」が検索されました。こちらの記事になります。
「デカパトス 混雑」はyahooからこちらの記事が検索されました。
ちなみにGoogleからの検索は、あまり多くありません・・・このように検索ワードを知ることができます。どのページに人気が集まっているのか、どのようなワードで検索されているのか、見ていて面白いです。
この機能はサーチコンソールと似ています。サーチコンソールでは、検索されてクリックされなくても検索ワードや掲載順位を知ることができますが、こちらは検索されないと表示されません。その点ではサーチコンソールの方が使いやすいかもしれません。
クリック先を知ることができる
このように、私のサイトからどのリンクを踏んで、どのページに行ったのかを確認することができます。
上の場合は「サイト」へ行った人、下の場合は「アドセンス」の広告をクリックした人がそれぞれ確認できます。それぞれ、左にある虫眼鏡のマークをクリックすることで、このように詳細を見ることもできます。
アドセンスのいたずら対策
リンク先確認とIPアドレス確認を使えば、アドセンスのいたずら対策にも使うことができます。
アドセンスのいたずらとは、アドセンス広告を連打でクリックすることによって、アドセンスの配信を停止させるものです。アドセンス狩りとも呼ばれているようです。
アドセンスのクリック数が異常に高い場合は、広告停止などの措置を取られることもありますが、このツールでIPアドレスを把握しておけば、アドセンスに申し立てを行う際に証拠として残しておくことができます。
statcounterの登録方法
登録はこちらのサイトからになります。
ちなみに、有料版もありますが、無料版で十分使うことができます。有料版ではサイトを訪れた人のログを記録しておく量が多くなります。
まず左下にある「Try it for FREE!」をクリックします。
登録画面が表示されます。
nameは名前、emailはメールアドレス、user nameはログイン時に使えるので、お好きな名前を入力します。passwordを入力して、一番したのチェックボックスを押したあと、create accountを押します。
チェックボックスはスパムではないということの確認です。
次のページに移ります。
Project URLではブログアドレスを入力、Project Titleではブログタイトルを入力します。
CountryはJapanを選択、Time ZoneはTokyoを選択してください。
Email Reportsはアクセス解析の結果が送られてくるメールの頻度を選択できます。週1回がおすすめなので、weeklyを選択してください。
その下の選択詩はカウンターボタンの表示になりますが、必要ないと思いますのでInvisible Trackingを選択します。
一番下のI’d like to~はチェックを入れなくても大丈夫です。
Update Projectを押すと、最後のページが出てきます。
ここで、表示されたコードをコピーして、head部分に貼り付けます。
head部分は設定→詳細設定→下にスクロールした部分にあります。
以上で、登録は終わりになります。
statcounterの使い方
https://statcounter.com/から右上のログインをクリックします。
次にブログ名が表示されていますので、そちらをクリックします。
左のサイドバーにRECENT ACTIVITYとあるので、そちらをクリックします。
その後、Exit Link Activityをクリックします。
そうすると冒頭でご紹介したように、以下のような画面で、アドセンスのクリックを確認することができます。
左にある虫眼鏡のアイコンをクリックするとこのようにクリックした相手の地域やIPアドレスを見ることができます。
IPアドレスは上述したように、アドセンスの不正クリックがあった際には通報することができますので便利です。
他にもアナリティクスの様に、様々なログを見ることができますが、今回のご紹介はここまでにしておきます。
さいごに
「statcounter」いかがでしたでしょうか?
アドセンスのページではいつ、何回クリックされたのかが分かりますが、どのような地域の人がクリックしたのか、何回ぐらいクリックしたのかが分かりません。
しかし「statcounter」であれば、それらを確認することも可能です。
アドセンスのいたずら対策に、是非保険として登録してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。