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買い物時に気を付けたいお金の話

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買い物時に硬貨は何枚まで使えるのでしょうか?

先日、買い物に出かけたときにこんなことがありました。

私は雑貨を買いに行っていたのですが、その支払い金額は10,000円を超えていました。

 

お会計のときに、100円玉硬貨を80枚と、残りは1000円札で支払ったのですが、お店の人に「ちょっと100円玉が多すぎですね・・・」と断られて、結局カード払いになりました。

この100円玉は、今まで貯金していた100円玉が大量にあったので、封筒に入れて持ち運んでいたものです。

 

確かに少し多すぎましたが、一応金額は足りているので問題ないのでは?

その時はそう思っていましたが、調べてみると面白いことが分かってきました。

100円玉硬貨80枚で支払うことは可能か?

結論から言うと、お店側は断ることができます

100円玉80枚も1000円札8枚も同じ金額ですよね。では、なぜ断ることができるのでしょうか?

 

それは、法律で決められているからです。

通貨に関する法律

通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」の中で、第7条「貨幣は、額面価格の二十倍までを限り、法貨として適用する」と定められています。

 

法貨というのはお金のことですが、ここでの意味はもう少し複雑な意味があり、「国法をもって強制通用力を与えられた貨幣」のことを指します。

どういうことでしょうか?

 

少し難しいですが、「買い物やサービスを受けた際に支払われる、受け取りの際に拒否することができないお金」という意味になります。

法律で認められるのは○○枚?

この法律に当てはめてみると、貨幣を使うことができるのは、その貨幣価値の二十倍、つまり20枚までということになります。

そうなると、私の場合100円玉を80枚払おうとしましたが、大幅にその範囲を超えていたことになります。

 

断られて当然ですよね。お店の方がこの法律のことを知っていたかどうかは、今となっては分かりませんが。

ただ、この法律は「貨幣を受け取る側が断ることができる」というものなので、もちろん受け取る側が良ければ、受け取ることも可能です。

 

限度を超えて支払ったからといって何か罰則を受けるということはありませんので、ご安心ください。

紙幣の場合は○○枚まで

硬貨の場合は20枚まで使うことができました。では、紙幣の場合はどうなのでしょうか?

答えは、「紙幣の場合の制限はありません」になります。

 

つまり、支払いの時に何枚でも使うことができますので、例えば10万円の自転車を買うときに千円札を100枚使って払っても問題はない、というかお店側は拒否することができないということになります。

まとめ

今回の話、私の場合は80枚も使おうとして断られましたが、もう少し少ない量、例えば40枚ぐらいなら受け取ってもらえたかもしれません。

レジで「100円玉がが不足しています」「なるべくお釣りがないようにお願いします」のような貼り紙をされているのをよく見かけます。

 

お店の方は結構お釣りとして小銭を置いておきたいものです。

場合によっては、小銭を多めに支払うことがお店のためにもなるかもしれないですね。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。