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学歴ロンダリングについて考える

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学歴ロンダリングについて考えました

就職する際に一番に見られるものは、やはり履歴書の中の学歴だと思います。

高校生の大学進学率は年々高まってきていて、大学全入時代とも言われています。

学歴の中で最も重視されるのは最終学歴

そこで、今回はこの最終学歴と学歴ロンダリング、就職についてお話したいと思います。進学を考えている学生のみなさん、保護者の方は是非参考にしてください。

学歴は学校歴?それとも学習歴?

最近の就職状況で見ると、大卒であれば学歴を見る学校歴よりも、その大学で何を学んだのかを重視する学習歴に注目されているようです。

これは、大学のブランドよりも大学での成績や卒論の内容を重視する考え方です。

しかし、学習歴よりも学校歴を評価する企業はまだまだ多いのが現実です。

学校歴は関係ないとはいっても、やはり学校歴は大学に入るまでにどの程度勉強したのかを図るものさしになることは間違いありません。そうなるとできるだけ有名大学を卒業したいという気持ちが出てくると思います。

そこで、数年前から言われているのが学歴ロンダリングです。

学歴ロンダリング

学歴ロンダリングとは何なのでしょうか

学歴ロンダリングとは、マネーロンダリングをまねた造語になります。

マネーロンダリングというのは、資金洗浄のことで、犯罪等で不正に手に入れたお金を複数の金融機関で預けたり引き出したりして、お金を洗う方法になります。架空の口座や他人名義の口座を使って足がつかないようにする方法ですね。

これを学歴に当てはめて学歴ロンダリングと呼ぶのですが、マネーロンダリングと同じように犯罪や悪いイメージはありませんのでご安心ください。

つまり、学歴ロンダリングの意味としては、最終学歴を良いものにするという意味になります。

学歴ロンダリングのパターン

学歴ロンダリングのパターンについて紹介します

例えば、大学受験時に失敗して、無名の大学に入ったとしても、そこから頑張って有名大学院に進学する。このようなパターンが挙げられます。

実際、ほぼ無名の私立大学に入ったものの、その大学からの就職は厳しいと思い、東大の大学院に進学して一流企業に就職したという人もいます。

就職活動が解禁された時に就職活動をせずに、現大学よりも有名な大学院に行くための勉強をする。そうすることで最終学歴のレベルを上げることができます。

東大や京大、阪大へ進学するのはかなりの努力が必要ですが、それぞれの大学院へ進学することは、難易度も少し下がってきます。大学院入試は落とすための試験ではないですし、試験内容も小論文と面接、加えて少しの専門科目が課せられることがほとんどです。そうなると、東大の大学院へ入学できる可能性も上がります。

もちろんこれらの進学のやり方は、その人の努力の賜物であることは間違いないですが、これを敢えて狙っている人もいます。そういった場合、学歴ロンダリングと呼ばれます。

学歴ロンダリングは有効?

学歴ロンダリングは就職活動に有利なのでしょうか?

私の会社でも人事の人に話を聞くと、やはり学歴は重視しているようです。

入社すれば学歴などは関係なく、どれだけ仕事を覚えて、会社に貢献できるかにかかってきます。しかし、採用段階ではその人がこれから先どれだけ頑張れるかは分かりません。

そこで、重要視されるのは、やはりこれまでどれだけ頑張ってきたのかを表す学歴になります。

そのため、履歴書の段階では最終学歴に注目がいくため、学歴ロンダリングによる最終学歴の底上げは意味があるということになります。

学校歴+学習歴のハイブリット

学校歴+学習歴のハイブリット型を目指しましょう

もちろん最終学歴だけでは意味がありません。

冒頭にも書いたように最近では学校歴ではなく、大学で何を学んできたのかを表す学習歴を重視する企業が増えてきています。

学習歴とは卒業論文やゼミも含まれますが、各単位の成績も含まれてきます。実際に理系大学では特に重要視されるポイントでもあります。

学生のみなさんは、学歴ロンダリングで学校歴をより良くすることができますが、最終的には学校歴+学習歴の2つの要素で就職を勝ち取ってください。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は学歴ロンダリングについて記事にしました。まとめておきます。

学歴ロンダリング・ここで言う学歴とは学校歴のこと
・大学→大学院に進むときに現大学よりも有名な大学院に進学すること
・学歴ロンダリングによって就職が有利になる

ただし、就職での採用選考のポイントは、学校歴も学習歴もどちらも大切になります。

上手く学歴ロンダリングに挑戦しつつ、各授業での成績も大切にしてください。

私が学んだ今回のおすすめ書籍をご紹介します。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。