@パパです。こんにちは。Follow @papameimei1234
コロナウィルスによる学校一斉休業から3週間が経とうとしています。
学生の方、とりわけ中学生や高校生の方は今どのように過ごしていますか?
そろそろ春休みに突入しますね。
今回は、過去の塾での講師経験、教科書用指導書の執筆経験からお伝えできる内容です。
学生の方必見!もちろん、保護者の方にも見ていただきたい内容として、自宅での勉強法についてお話したいと思います。
まずは復習から
過去のテストを用意しましょう
今学年の復習と次学年の予習のどちらを行えばいいかとなると、圧倒的に言えるのが、今学年、もしくはそれより前の学年でも、わかっていないところがあるのであれば、徹底的に“復習”することをオススメします。
よって最初にやることは、これまでのテストをしっかり復習することです!
定期テストや実力テスト後には、テストやり直しを課題として出されることもあると思います。
しかし、課題なので「やり直しをするという作業」で終わってしまっている人がほとんどではないでしょうか?
テストは終わってからが大事で、どれだけ点数を取れたかではなく、どこができなかったかを意識してやり直しをすることが大事です。
学校での学年末テストは終わりましたが、今度は進級した後に、中間テストがあります。
定期テストも実力テストも同じですが、テストとは、「これから先、入試に向けて、高校に入ってから、大学に入ってから、そして社会でどのように勉強をしていけばよいのか」を考えるためにあります。
テストのために頑張って、テストが済んだらさっぱり忘れる、入試があるから頑張って勉強して合格したらまた忘れる、会社に入るために努力して、入社できたら適当に働く、そんな「一時しのぎの勉強」は意味がありません。
今はこれまで勉強してきた内容を思い返し、力を蓄える大切な時期になります
休業日中は少し息抜きをしたい気持ち、遊びに行きたい気持ちもあると思いますが、少し気持ちを切り替えて勉強に励んでみてください。
具体的な復習方法は?
今までのテスト問題を見返すときに、ほとんどの人がファイリングをしていると思います。
では、これらを見返しながら、具体的にどうやってテストのやり直しをしていけばよいのでしょうか?
レベル別にまとめてみました。順番に取り組んでみてください
まずは、ファイリングをきちんとできるようにしましょう。例えば「1学期の中間テストの国語」はココ・・・という具合に、キチンと整理されているかどうか確認しましょう。
付箋を貼ったり、ラベルを付けたりするのがお勧めです。
方法は人によって様々ですが、例えば問題用紙の「できた問題」には青マーカーで印、「できなかった問題」には赤マーカーで印をつける程度でも大丈夫です。
答案用紙には先生のつけた○×がついているので、特にチェックする必要はありません。問題用紙にのみチェックをしましょう。
これらのマーカーのチェックはこれからの定期テスト、実力テスト、入試の勉強をする際に自分の弱点の洗い出しに役立ちます。
別冊のノートを作り、間違った箇所を訂正します。
ただ、考え無しに機械的にやると時間を無駄にしてしまいます。
大切なことは、後々の勉強で「間違った問題」にチャレンジするときに、その問題の正しい答が、ノートの「どこ」に書いてあるか、分かるようにする必要があります。
こちらも付箋を付けたり、ラベルを付けたりすると分かりやすいと思います。
もう一度、自力で「できなかった問題」を解きます。
解ければOK、解けなければ、まだまだ「分かっていない」ので、できるまで粘りましょう。
レベル1から順番にレベル4までできて本物の「テストの反省」になります。
これは丁寧にノートを作れば、実力テスト前や入試前には、このノート1冊のみを直前に勉強するだけで十分になります。
レベル4まで是非チャレンジしてみてください!
未履修内容を勉強しましょう
テスト問題の復習が終われば、次は3月に学ぶはずであった単元を勉強しましょう。
授業もないのにどうやって?
教科書を読むだけですよ
教科書を読むだけで十分です。
どの教科書会社の教科書もとても丁寧に作られています。
確かに、教科書よりも図や絵が挿入されていて見やすい参考書はたくさんあります。
しかし、教科書と同じページ数で見比べたとき、教科書が勝つと思います。
教科書を隅から隅まで読む、キーワードや大切な部分にはマーカーをつける。これで十分です。
読んでいて分からない言葉や意味が出てくるかもしれません。
それは、教科書の前のページを読み返せばOKです。つまり、復習をしっかりしてからでないとダメだということです。
それでも分からない場合は付箋をつけておいておきましょう。
学校が再開したときに先生に聞いたり、塾に通っている人は塾の先生に聞けば大丈夫です。
予習も忘れずに!
最後に時間が余れば予習に時間を費やしましょう。
未履修部分を勉強するのと似ていますが、大きく違う点は「教科書がない」ことです。
兄姉がいて、古い教科書がある人もいるかもしれませんが・・・
もし教科書がなくても大丈夫です!そんなときは、ネットで学習をしてみましょう。
ネットレ
最後までご覧いただき、ありがとうございました。