許された危険、何のことかご存じですか?
許す≠危険というよりは、許すと危険は真逆のような感じがします。
最近のニュースにも許された危険が絡んでいますが、どういったものかご紹介したいと思います。
許された危険とは
「許された危険」とは、経済や産業において、それらを発展させるために作られた「危険を伴うことがあっても社会的には許された便利なモノ」のことです。
それらを許された危険と呼びます。
イメージはお分かりいただけたでしょうか?
では、身の回りには例えばどのようなモノがあるのでしょうか?
許された危険の例
一番簡単な例は自動車です。
社会生活において自動車はなくてはならないものでありますが、交通事故のような危険も伴います。
人や物を簡単に運ぶことができる便利なものですが、使い方を誤ると大けが、場合によっては死亡事故にも繋がってしまいます。
このように、潜在的な範囲で危険を伴うことがあったとしても社会生活になくてはならない有用な物を許された危険と呼びます。
他にはどのようなモノがあるのでしょうか?
自動車と同じように運搬関係で考えれば電車や船、飛行機も当てはまります。
自動車と比べて事故は少ないですが、それでも事故が起きたときには多くの犠牲者が出てしまいますよね。
では、それ以外のモノでは何があるでしょうか?
身の回りの便利なモノで、危険を伴うモノ。
例えばストーブや暖炉等の冬に必須のこれらのモノも当てはまるのではないでしょうか?
冷え切った体を温めてくれる反面、一歩間違えれば火災の原因にもなってしまいます。
こういったものを許された危険といいます。
こんな許された危険も
今回私が注目した許された危険は他にもあります。
それは、インターネットや携帯電話で使うことができるSNSです。
X(旧Twitter)やFacebookを始めとしたSNSは相手と顔を合わせなくても会話をしたり、意見を言ったりすることができる非常に便利なモノです。
実際、今の時代では無くてはならない必須アイテムではないでしょうか。
しかし、最近はこれらの便利ツールが人を自殺に追いやるという事件が起こっています。
まだ記憶に新しいものが木村花さんの事件ではないでしょうか?
X(旧Twitter)を使っての匿名による攻撃、非難、それにより木村花さんは尊い命を絶たれました。
今でも学校ではLINEによるいじめが後を絶ちません。いじめでも十分な危険に当てはまると思います。
便利な反面、人を危険にしてしまうモノ、私を含めてみなさんも使い方を再確認していく必要があると思います。
さいごに
今回は許された危険について記事にしてみました。
私が紹介した以外にも許された危険は身近に存在するかもしれません。
どんな便利なモノでも結局使うのは人なので、その人がどう使うかで変わってくることは間違いありません。
こちらの本もおすすめです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。