ここ最近、新型コロナウィルスの感染が広まりを見せており、ニュースでも連日取り上げられています。
私も毎日ニュースをチェックしているのですが、最近になってよく聞くのが新型コロナウィルスによる後遺症の話。
ニュースでは今日は何人感染、クラスターが発生のような報道に焦点が当てられがちですが、実際に陽性⇒陰性になってから後遺症が残っているということに関してはあまり報道されていません。
後遺症が残るって非常に怖いですよね。
今回は、新型コロナウイルスの後遺症にはどのようなものがあるのかについて、調べてみました。
確認されている後遺症の種類
先日私が確認した後遺症の種類は、味覚・感覚障害、息切れ、熱の上がり下がりがあると報道されていました。
いずれも、新型コロナウイルスに感染したときに発症される症状です。
治療が完治して陰性になったとしてもこれらの症状が出てしまうのは、本当に治ったのかどうか不安になりますよね。
他に、髪の毛が抜けてしまう症状が外国では確認されています。
それぞれどのような症状なのか見ていきたいと思います。
味覚・感覚障害
味覚障害に関しては、味がしないということだけでなく、舌がザラザラした感覚になる、砂を食べているような感覚になる症状が発症するようです。
また、味覚だけではなく嗅覚にも障害が起こり、においを感じなくなってしまう人もいます。
これらの症状は感染者全員に発症するものではないようですが、陰性後に突然現れることもあるようなので注意が必要です。
その際は、耳鼻咽喉科を受診するようにしましょう。
息切れの症状
新型コロナウイルスは肺炎などの基礎疾患を持っている方は重症化する恐れがあります。
陽性で感染が確認されている間は何ともなかったのに、回復してから肺の辺りが痛くなったり、息切れをしたりする場合は、後遺症が残っていると考えられます。
また、症状が悪化すれば、呼吸困難を伴う場合もありますので要注意です。
これの原因とされているのは、肺線維症と呼ばれる肺が硬くなる症状が原因とされています。
肺が硬くなると、呼吸をする際に肺が動きにくくなることで機能が低下し、結果息切れや呼吸困難の症状を引き起こすとされています。
新型コロナウイルスで陰性が確認された後に、このような症状が出始めた場合は、早めの受診をおすすめします。
熱の上がり下がり
一旦陰性になって熱が下がっていても、しばらくして熱が38℃代まで上がったり、かと思いきや急に下がったりする場合があるようです。
新型コロナウイルスにかかったどうかが、一番に分かるバロメーターは体温だと思いますが、急に上がったり下がったりすると、常に不安つきまといます。
熱が上がれば、学校や仕事にも行けません。やっと熱が下がってこれから頑張ろうと思ったときに、また熱が出て欠席。
このような状態が繰り返されれば、気が沈んで鬱になってしまいます。
実際そのような症状になっている10代の学生さんは、陰性になってから3カ月が経った今も続いているそうです。
このような場合は、再受診や再入院を考える必要があります。
髪の毛の脱毛
こちらもテレビで見ていて知ったのですが、外国の方で、新型コロナウイルス陰性後に脱毛の症状が現れたそうです。
しかも、数本抜けるのではなく、手のひらサイズでごっそり抜けるという状態でした・・・
新型コロナウイルスが原因なのか、投与された薬が原因なのか、今のところ分かってはいません。
病気が原因の栄養不足と考えるのであれば、髪の毛が細くなったり、数本抜けたりすることはありますが、何百本も抜けてしまうような状態は異常で、後遺症であると考えられています。
何が原因なのか、どういった対策が必要なのか、これからもニュースに注目していきたいところです。
さいごに
今回は新型コロナウイルスの後遺症について記事にしてみました。
新型コロナウイルスに関するニュースは冒頭にも書きましたように、感染者数の増加やクラスター発生などのニュースが多数を占めていて、正しい新型コロナウイルス感染に関する情報は容易にテレビから得られないと言った感じを受けます。
著名人が死亡したり、大きな事故が起こったりといったニュースはテレビで大大的に取り上げられますが、新型コロナウイルスの後遺症に関しては最近になってようやく取り上げられるようになってきました。
また、先日のニュースで後遺症は、軽症者であっても感染した全員に起こりうることだとして報道されていましたが、そういった内容で私たちは不安を煽られてしまいます。
しっかりニュースを見極めつつ、まずは自分自身で感染症予防に努めることが大切です。
最新のニュースをチェックして見極めること、4密を守ること、これらのことを心がけていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。